2016年9月12日月曜日

南海油田(+Memorized Photo)



8月20日(土) 14:00出船

~ 南海油田 ~

~ 番萬井東木根 ~ 西西井木根 ~






Jig
Blue runner
South Sea Battle Field
14 STELLA SW 8000HG & 10000PG 
South field Rising Sun

CANPACHINO K
Amberjack
REEL Collection
MID-Night Moon
Iron Structure
Cutlassfish ( Dragon )
Electric Power reel and Trolling Rod
Red Snapper
PENN Battle 6000

Barracuda
LED Light & Incandescent Lamp MIX
South sea OIL base
Popping Bate M-san ORIGINAL works
Small - Fish
Inborad Bed
Night Scene
Morning Glow w/ Iron

BOAT Name
Blue Box

Pacchi-mon
Tail


GPS







当日の全員釣果 :

ドラゴン・カンパチ・ツムブリ・

バラフエ・鬼クーダ・巨イサキ・アカアマ鯛?他


使用タックル :

リール : ステラSW8000

      バトル6000番

      ステラSW6000

ライン  :   PE6.0号 PE5.0号 PE3.0号 

ロッド   :  ソルティガ ・ バルレット ・ ベデル

ルアー : 各種ジグ80g~280g・ポッピングベイト

釣行時状況 :

モッコンライト爆魚灯・晴れ時々稲光





2016年9月9日金曜日

南海油田③・萬番井東~西西井木根!



8月20日(土) 14:00出船

~ 南海油田 ~

~ 番萬井東木根 ~ 西西井木根 ~




別の木根に移動してきた。


流石に既に2回も移動して来ており

片道1時間づつかかっているので

『 此処が最後の場所 』

になる事ぐらいは容易に想像できた。


『此処で釣れなかったら、本当に終わりだ。。』


私は薬を2粒では無く

3粒口の中に放り込み。

既にリポビタンDも5本目の瓶の蓋を開け

胃に流し込んだ。



『 後数時間だ、やり尽くす! 』



しゃくりにも気合を入れ直し

体力の限界に挑む為、帯を締めなおした。


ローカル電動餌釣りアングラー達は

既に

『 バラクーダ・バラフエ etc 』

と次々に良好な釣果を上げている。



『 負ける訳にはいかん 』


と頑張ってしゃくっている中

K氏がラインを立て続けに

2回斬られる事件があり、

その明暗の所で魚の臭いが漂っている。


『私はその場所をしっかりと横目で見ていた。。。』


K氏が一所懸命ラインを結び直しているその時

略同じ所に

すかさずジグを投げ入れてみると


『 喰っ喰った!!あ、抜け。。た。。。』


と私の100LBリーダーも綺麗に切られてしまい

久々のヒットに

残念で力が抜けてしまった。


その後は

蛇足でジギングを続けたのだが

歳なのか風邪の性なのか

身体がついて来ない。


『 はぁ、はぁ 』

と吐き出される身体の悲鳴に逆行し

それでも頑張ってはいたのだが


『 もう、限界でそろそろ終わりだ。。。 』

『 もう、キャスティングはしないだろう。。。』


と手始めにキャスティングロッドを締まう

準備をしていると

隣にいたK氏も体力の限界からか

クーラーの上に座りながら

疲労感に見舞われた顔で

JJスペシャルロッドを力なく上下に振っている。



『 もう、略略終わりですよ。。。Kさん。。。

今日のメインは僕のドラゴンでしたね 』 

と心の中で呟いていると。



 っと!!!? 


K氏 『 ん!!!!!?』


私 『 え!!!?』


行き成り立ちだし

一気にスタンディングファイトの形になり


『 絶対に捕ってやる!最後の魚だ!!』


と言っている。。。



もう、終わりだと思っていた最中

不意打ちをくらい


『 えっ、ええっ?本当に魚です??? 』


と何度も聞いてしまったが

そのファイティングポーズから

魚と判断できた。。。


『 な、なんか大きそうですね。。。』

『 ば、ばれそうもなさそうですかね?。。 』



辺り一帯の空気を

全てK氏が放つオーラが包み込んでいる

気になり呆然と立ち尽くし

そのファイトを見させらていると、、、

魚が段々と船べりまで寄って来てしまった。


香港人クルーが

網じゃ入らないからギャフだ!

と僕の隣でごちゃごちゃ言っている。。。



『 ちょっと、

お前なに横でぼーっと突っ立てるんだ!

邪魔だからどけっ!! 』

っとも言われ

2歩後退りし

クルーがK氏の横に行き、

しっかりとギャフを掛け取り込んだ。


『 ドッサッッッ 』


船に上がった魚の重みが奏でる

重量感のあるサウンドが響き、床を揺らす。


『 で!で!でかっつ!!!』


測体にイエローライン、

鼻筋から伸びている、ブラックライン。。。。


『 か!カンパチーノじゃありませんか!!!』

 『 ・・・・・・・・・・・ 』

『 カンパチ!!! 』



『 いや~、

ちょっと向こうで写真撮影して来るんで 』

とぶつを持って

ダイニングの方にそそくさと行ってしまい

1人かなり注目を浴び歓声を浴びている。



私は1人この場所を離れず

ポツリとジグを海に放り

力の限りにジグをしゃくった。


いちを写真を撮ってあげるかと思い

1流しで止め

ダイニングに向かい

同胞の勝利を喜んだ。



『いたのか、この辺を回遊していたのか。。』

『 何故、私のジグを喰ってくれなかった。。。』




余裕の笑みで

一服を噛みしめているK氏を横目に

私は

未だ居る筈と粘ってみたが

一潮が終わったかのように

何も起こることも無く

空が明るくなり始めていた。

『 やられた。。。パチーノさんに。。。』



追い打ちをかけるように

朝焼けの空の綺麗さが目に染みる。


船が出るぎりぎりまで粘った。

しかし、来なかった。。。


『 何が朝マズメが釣れるだよ。。。

朝マズメの今

全然釣れないじゃない!釣れたのは夜だよ!』

と心の中で朝空に叫んだ。


そして

ついに、本当に終わりの時がきてしまい

船を繋いでいたロープも柱から外され

エンジンがかけられた。


『 もっと、もっと釣りしたかった。。。』

と別れを惜しみつつ

船は木根に背を向け進んで行く。



帰路途中

ベッドの天井を眺め

色々考えてみる。



『 長さ、YAKドランゴン 』

『 重さ、カンパチーノK 』
余裕の一服


『 匹数、YKA3尾 』

『 インパクト、カンパチーノK 』

『 魚体の光度、YKA 』

『 引き抵抗感、カンパチーノK 』

『 魚の牙の鋭さ、YKA 』

『 注目集めた度、カンパチーノK 』


激しい荒波の勝負だったが

『 結果、引き分けか。。。』

などと考えているうちに

爆睡してしまい

港近くなって起こされた。


外に出ると

もう港近くまで来ており

いつもの見慣れた街が迎えてくれた。

アバディーン
JUMBOレストランの裏方


船を止め荷揚げをしていると

Nさんが、南油の状況を気にかけてくれ

『 お疲れ様です!どうでした?』

と来てくれた。

そして、

今日の釣果や状況を報告しているうちに

計量する時間がやってきた。



ついに、勘八の出番が。。。


『 勘八 』


『 衝撃が大きすぎて、もう言う事ありません。

次回は私がとしか、言えません。。。』




 『 カンパチーノK 』




『 つ、ついでに、、、

誰ですか、

偶々私が持った時に写真を勝手に撮ったのは!』

 

『 私は人の魚で記念写真なんて

しない漢ということだけは! 』



そして

そのカンパチをその場で捌いてもらい

手慣れた手つきで捌く香港人クルー
 
N氏に刺身何人前か聞いてみるが不明との事。

一切れ貰ったのだが、その一切れが苦しくも大きい。

 



捌き終わると、皆で飲茶に向かい



昨日と今日の釣行を振り返り

『 本当に楽しかった~!!』っと

ワイワイ話が盛り上がったのだった。




南油乗船メンバー(香港人10人・日本人2名)




~ ☯ 木根 ☯ ~


此処は大魚が釣れる

可能性を大いに秘めている。

釣行は終わったばかりではあるが

もう既に

また行きたい気持ちに駆られ

次の南油釣行を見据えてしまっている。。。 








当日の全員釣果 :

ドラゴン・カンパチ・ツムブリ・

バラフエ・鬼クーダ・巨イサキ・アカアマ鯛?他


使用タックル :

リール : ステラSW8000

      バトル6000番

      ステラSW6000

ライン  :   PE6.0号 PE5.0号 PE3.0号 

ロッド   :  ソルティガ ・ バルレット ・ ベデル

ルアー : 各種ジグ80g~280g・ポッピングベイト

釣行時状況 :

モッコンライト爆魚灯・晴れ時々稲光