2016年8月23日火曜日

南海油田①・萬番井東~西西井木根!



8月20日(土) 14:00出船

~ 南海油田 ~

~ 番萬井東木根 ~ 西西井木根 ~






私は風邪をぶり返してしまい

只管に薬を飲んでは寝てを

5日間程繰り返しており

かなりの体調不良を抱え込んだまま

この日を

迎える事になってしまった。



『 何でこんな重要な日に、、、』



苦しい節々の関節に怠い体で

何とか準備を済ませ



近所の薬屋さんで

風邪薬を買ったりしていると

『 かつや(かつ丼屋) 』 に

12:00に待ち合わせをしていた

K村さんから連絡が入った。

熱で頭がぼーっとしており、すっかりと

待ち合わせ時間と場所を忘れていたのだ。。。

今からじゃ到底間に合わない。。。

という事で

『 ソースカツ丼買っといて下さい 』

とお願いをした。


『 勝丼を食べて、勝ちに行きましょう! 』

と験を担ぐ為

此処を待ち合わせ場所に選んだのだが

私は上記の事由から、勝屋に行けなかった。。。



思いを返せば

この時から

ガッツリとを食べ

しっかりと験を担いだ

K村氏を相手に

負けに近い

引き分け試合は始まっていたのだろう。。。





ホテルの前のタクシースタンドで

堕ち合うと、

K氏 『 コンビ二行きたいんですよね、

ライトの電池が無いんで、、、 』

と言うので

私『じゃあ、荷物見てるんで行って来て下さい』

という事で、

暫く待っている間にふと時計を見てみると

13:30を超えている。。。


『 あ!電池の性で遅刻に!』


案の定

CさんからYさんに『心配の連絡』が入り

Yさんから回覧板の様に

私の電話へ通信が回って来た。


『私とKさんが来てないんで皆心配してますよ!

もう皆揃ってますよ!!!』

 との報だった。


遅刻しそうでダッシュが必要な時に

追い打ちをかけるように

タクシーの運転手が道を間違え

挙句の果てには、

魚市場の中に勝手に入り込んでは

到着しましたよ! と車を停車させられ

どうしようもなくなり

Cさんに迎えに来てもらう事にした。

そして、

やっとの事で待ち合わせの船場につくと

 冷ややかな目線を浴びている様な

気も多少したのだが、まあ取り敢えず皆が

無事に揃ったということで、小さい事は気にせず

『 いや~すいませんね~ 』

と愛想笑いを全開にして

『K氏が電池を買ってたんで!』

と皆に挨拶をしまくっては

そそくさと

荷物を指定場所に置き

船に運び入れて貰い出発の運びとなった。

木根号2番
船長(奥) クルー(右・左)
ダイニング



乗り込んだ瞬間から

香港人メンバー達は大魚にかける夢が先行し

入念なる準備を始めている。

 大魚の写真を見せられるシーン。

これに対しK氏は

昔釣ったマングローブジャックの写真で対抗している。


右の人は、この木根の関係者かと思っていたら

〇き〇と真珠で働いている人だった。


手釣り用100LBライン。



そうこうしているうちに

シリンダーに油が入り

黒煙と共に

エンジンスロットルが雄叫びを上げ


そして

その

時が来た。




『 


見慣れたこの街に

古臭いエンジン音を響き渡らせ

グイグイと波間を掻き分けていく。


暫くすると船が安定して来たので

少し船内を見渡してみる。

銀色の扉=トイレ


フロントマスク

ミヨシ

生簀

操舵室



そして


私にとって最も最も

需要な場所

それは

香港A型インフルエンザと思われる風邪を患った

この身体を休ませる場所だ。
寝室
左列3段ベッド = 9人横たわり可能 
右列3段ベッド = 9人同時睡眠可能


取り敢えず

中に入ってみる。

上はCさんの足。



という様な内部構造になっており

一気に18名が睡を取ることが出来て

中々、快適だ。



私は現場まで

只管休む事に徹し

リポビタンDとオロナミンC

そして、ウイダーINエナジーを

飲んで仮眠を取った。


『 ふと、目を覚ます。』


時計を見ると、出船から3時間半強が

経っており、下げ潮一杯という所まで来ていた。

男梅を一気に3個食べ、

怠けている身体に活を入れ、しっかりと目を覚ます。

『 しかし、一体全体、後どの位かかるんだ? 』

という事で

船長に詳しく話を聞いてみると


『 後1時間強だよ 』 と言う。

『 え、もうそんなもんですか!?』

航図枠373・航点1020・方位南南西


ということなので

そろそろ本腰を入れ準備に取り掛かる事にした。

ソルティガ・バルレット・ベデル
トローリング用ゴン太ロッドに、電動リール。

皆、船にロッドホルダーを取り付けている。



電動リールジギング&泳がせ&底(5名)・

手釣り(3名)・スロージギンガー1名・

ハードジギンガー3名

夫々が思い思いの

釣りで大型魚を捕ろうと最終準備する中

我々は

己の腕を信じて止まない

『 極限のしゃくり釣法 』 の枠内に居る。


鉢巻を巻いて

準備も整った所で

海の中にポツリと

壮大な木根(モッコン)が見えてきた。

萬番東木根



近くに寄る頃には

辺りはすっかりと暮れはじめ

木根が牙をむき出し始めた。

圧巻の力強さ、壮大なその迫力ある

無骨な鉄の巨大構造物は

自身の照明で灯され、

陰陽となって全容を露わにしていく。

そして

その灯りの影が巨魚の魚影を照らしているかの様な

錯覚に陥らせるのだ。


『此処が香港から船で行ける海域の最高峰か。。。 

最大個体の魚達が遊泳している海なのか。。。』

海上油田掘削場

辺りが闇に包まれると

輝きが一層に増し

幻想の世界にいざなわれる。


『 なんて、素晴らしいところなのだ。。。』





今、、、



38度まで下がった熱が

40度超えまで急上昇し

沸騰しそうな私が

木根の前で佇んでいる、、、








当日の全員釣果 :

ドラゴン・カンパチ・ツムブリ・何とか鯛

バラフエ・鬼クーダ・巨イサキ・他


使用タックル :

リール : ステラSW8000

      バトル6000番

      ステラSW6000

ライン  :   PE6.0号 PE5.0号 PE3.0号 

ロッド   :  ソルティガ ・ バルレット ・ ベデル

ルアー : 各種ジグ80g~280g・ポッピングベイト

釣行時状況 :

モッコンライト爆魚灯・晴れ時々稲光



2016年8月10日水曜日

南海油田・準備!



8月初旬 ALL DAY

~ 南海油田・準備 ~




8/20~21の船上での戦いの為に

着々と準備を進めている。


『 モノホン 』


のジギング・キャスティングゲームに向かって・・・



ファイティング・サポートベルトを使用し

使用するロッド・リールは共に過去最高最強の

スペックになるだろう。



先ず、準備に取り掛かる。

2個ある 『  』 のうち、

幸運をもたらす青色の箱を持って行くことに決めた。



一旦、中の物を全部出して

選定に選定を重ねたジグを詰め込んで

今回の巨魚とのファイトの草案を纏めていく。

 一番小さいジグは80g、その他 ~250gまでで

主軸になるのは200g前後。



『 プラグ 』 も勿論、事業仕分けの対象に入り

刷新することになる。

 ポッピングベイト(Mさんの店オリジナルワーク)
 ビッグミノ―(ラパラマグナム)
バブルチャンバー(ピンク)


ペンシル・ポッパーミノ― と次々に仕分けをおこない


『  』 の順番だ。

もう一回りか二回り大きいのが必要なのか。。。

それとも、大丈夫なのかは定かではない。。。

選定したアシストフックを纏め

 ライン 』 をボックスに詰める。

メインは100~130lbになるだろう。


そして、

リールのPEを巻き替える作業に入った。



PE4号(VARIVAS)を13ステラSW8000番

PE5号(DAIWA)をPENN バトルⅡ6000番

に巻きつける。

大きさ・重さはステラ8000番と略々同じ。

スプールシャフト中央にゴムが付いており下巻不要。

テンションを掛け、

同じスピードで巻きつけていく。


ついでにボビンノッターを使い

ショックリーダーも巻きつけていく。

 

此処までは順調に来た。。。

後は


『 竿 』 


をどうするかだ。。。


キャスティングには

バルレット:78MH 

(100gまでキャスト可能で最大20KGマグロまで)で

決定!

左は70M・右は78MH


ジギングには

ソルティガ:コンフォートジャーク 

(230gまでのジグの使用が可能でカンパチ行けます)



ダイワのべデル(250gカンパチ)


それに予備竿でシーラプチャーか。。。



SJ106MHも持って行った方がいいのいか。。。

よく考えたら予備リール・スプールも無い。。。

14000番が必要なんじゃないのか。。。



『 何だか、

全ての竿とリールが弱すぎる様な気がしてならない。。』


何故ならば

今回の場所は

出船が15:00~で現場に夜着する。

そして、その夜こそ

巨魚が回遊している最大の

チャンス時間帯となるからなのだ。


『 イエロウフィン トゥナ 』



『 膝のせ 岩GT石 』



『 大カンパチ大 』



しかし、

そんな大物に対応できる竿が無い。。。


自分の持っている竿を眺め心配になって

周りの皆さんに話を聞いてみると

皆、重々な程に大物対応用物品が整っていた。。。



『 。。。私だけか。。。 』



今、

自分の引き出しの無さに

悲壮感が漂っている。。。。。