6月21日(日) 07:00AM
~ 香港 奥運 ~
『 早速、この写真をご覧いただこう 』
一 (いち)
弐(に)
参(さん)
四(よん)
伍(ご)
全て同じ
『 クイーンフィッシュ=オオクチイケガツオ 』
なのだが
種族が一緒という事のみで
其々のDNAの分子配列は微妙に異なっている。
私はよく
1尾の魚に対して
上から、斜めから、胴体やヒレのみの
撮影をおこない
各部位の特徴が簡単に判る様にしている為
1尾釣っただけなのに
写真が何枚にもてんこ盛りになり
何故か沢山釣ったかのような
錯覚に陥ってしまうのだが
『 今回は、違う 』
『 1尾1写で、時既にもう5枚 』
めずらしく釣っては撮ってを繰り返す
慌ただしい日を過ごす事に
なっていたのだった。
なっていたのだった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
本来であれば
今日という日の使い方は
ジギングで5~10KGの
『 カンパチ 』
にターゲットを定めた
にターゲットを定めた
釣行を行う筈だったのだが
又しても沖が悪天候になり
中止となってしまった。
気合で200gのジグをシャクリ通し
体力の限界にチャレンジする
男臭いファイティング一発の世界。
この日の為に
握力を相当に鍛え
鉄アレーを使用し上腕筋を鍛えてきた。
要は
要は
このジギングに全てを注ぎ込むべく
本気の準備を進めていたのだ。
『 それが、又、悪天候だなんて。。。』
勿論、行けなくなってしまった思いを
そのまま素直に受け入れる事が出来る筈も無く
せめて海に出て、
それなりに釣りをしたいということで
致し方なく
それなりに釣りをしたいということで
致し方なく
代替案で近海ゲームを行う事になったのだ。
集合場所に集まり
おはよう代わりに皆が放った第一声は
『 カンパチ行きたかったですね~。。』
『 もう、今日はどうでもいいですよ。。』
『 適当にやりましょう。。 』
更には小雨も振ってきて
皆のモチベーションの低下に拍車をかける。
出発時
出船して暫くすると
雨雲が流れていき
雲の隙間に晴れ間が見える様になった。
ジグを派手に躍らせて、煌びやかに輝かせる為の
必須条件である太陽が顔を出したと同時に
この暖かい陽が
必須条件である太陽が顔を出したと同時に
この暖かい陽が
低いモチベーションを少しずつ解消させてくれた。
現場に到着して
現場に到着して
早速、キャストをし始める。
海の状況を良く観察し
そのポイントへとジグを送り込む。
カウントを取り、棚を慎重に測る。
ジグを着底させる寸前にシャクリを入れないと
直ぐに根掛かりでやられてしまう
場所なだけに棚測りが重要となるのだ。
『 5・・6・・シャクリを入れる 』
水平姿勢が長く取れる形状のジグで
十分に喰わせの間を作って
フォールバイトを待っていると
ロッドがグイグイと曲がりだした。
この引き抵抗感。
ロッドがグイグイと曲がりだした。
この引き抵抗感。
『 来た! 』
『 ヤツだ!』
海面を跳ね飛び、その正体が露わになる。
無事に捕獲できた一匹目は、
行き成りの綺麗な良型イケ。
行き成りの綺麗な良型イケ。
レインボーカラージグ
フロントフックをガッツリ咥えている。
行き成りの一尾だったが
この場所に魚が居る事が判り、
皆の動きがキビキビした本気感に変わり
ジグのシャクリピッチからも
気合が伝わってくる。
しかし
20m範囲内で4個のジグが
海中を乱舞するなか、
イケちゃんが誤ってベイトと認識してしまったのは
またしても
『 私のだった 』
無事に2匹目を捕獲。ガッツリ食べている。
まだ居るのでは!?と
同レンジを同ピッチで攻めてみると
『 来た!!!』
クイーンフィッシュ
『 これで3匹目! 』
通常この海域では
多くて2~3匹でれば良い方とされるのだが
今日は
『 私と海とがシンクロしている 』
船内に発せられ木魂するのは
私の 『 来たっ! 』
というヘルツ(周波数)のみ。
イケちゃん好きです。
『 そして、遂に4匹目!! 』
もう誰も私の事を止められません。
オオクチイケガツオ
墨を垂らしたかのような、ブラックスポッド
5匹目ともなると
ステラSW4000から焦げた匂いが!
ライン30lb
もう、爆釣しすぎて
どれが何時釣れた魚なのか
判りません。
更には海面を高く高く飛び跳ねて魚体を露わにした
70クラスのイケガツオをバラしてしまっていたのだ。
(あげていれば、6匹)
途中、Nさんも無事に1尾確保して
この場所をフィニッシュする事になった。
忙しすぎた一潮が終わり
違う場所に移動する船内で
私 『 いや~、疲れましたね~。』
皆 『 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』
私 『 腕がパンパンですね~ 』
皆 『 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 』
私 『ロッドにヒビが入った可能性がありますね~』
皆 『 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 』
かなり船中が盛り上がっては
わいわいと話し込んでいると
別場所ポイントに到着していた。
新たな気持ちで
早速キャストを開始した数頭目
『 来た!!! 』
また、同じ周波数が響く!
『 シーバスだ! 』
船横数メートルの所で
皆の前でジャンピングして、
そのままバレてしまった。
まあイケガツオ釣ったから
別にいいや’ と特段の悔しさも無く
暫く打っては別ポイントに移動する事にした。
マーワン大橋
ここで、Nさんがシーバスをヒットさせ
無事捕獲に成功したのだが、
何故かあんまり喜んでいない。
『多分、ブルーランナーが釣れなかったからだろう』
と思い
『 そっとしておいてあげた 』
しかし
そこには
もっと過酷な状況に陥っている人が
一人。。。無言で佇んで居たのだ。
『 船中一人だけ。。。魚臭さが漂っていない人 』
この省かれた厳しさは半端ではない。
小生もごく稀にそうなった事があるのだが
言い換えるならば
『 敗北 』
の一言につきるだろう。
釣れた人々は
個々に水を飲んだり、飯を食ったり寝たりと
ゆったりとした時を過ごしていたのだが
あの人は
休まずに必死に只管に諦めずに
キャストを繰り返していた。
『 もう、今日は終わったな 』
と思い始めた時
必死のアピールが実ったのか
目の前の網目の所に放ったジグに
何かが喰らい付いた!
そして、上がってきたのは
待ち侘びていた魚!
『 クロホシフエダイ 』
この一尾で、安堵感が漂ったみたいだ。
この一尾で何とか助かったという顔をしていた。
ともあれ、
取り敢えず最後には
全員が魚を手にする事ができたので
一安心となった釣行であった。
『 クイーンフィッシュ 』
香港全体でも、水揚げされる量は
本当に多くはない。
そんな希少な魚を爆釣させてしまった
この日の事は
忘れる事ができないだろう。
忘れる事ができないだろう。
当日の船内釣果 :
イケガツオ・大陸鱸・フィンガーマーク
使用タックル :
リール : 09ステラSW4000
ライン : PE2 リーダー30~40lb
ロッド : バルレット
ルアー :各種小ジグ
釣行時状況 :
曇りのち晴れ・三日月・満潮13:30・干潮4:55
釣行時状況 :
曇りのち晴れ・三日月・満潮13:30・干潮4:55
0 件のコメント:
コメントを投稿