6月24日(水) 10:00PM
~ 香港 自宅 ~
『 10セルテート 』
1台は2500R ・ 1台は3000H
双方ともに、
大変気に入っている機器なのだが
魚が掛かってからの
ラインの滑り具合が悪くなっており
ライン放出して欲しい所で
出てくれない非常にもどかしい
悩みを抱えていた。
以前、Sマスターに相談し
内部調査兼クリーニングをおこなって貰った
3000Hは
『 ベアリング交換 + 追加 』 をしてもらい
WASABIと化したグリスを掃除してもらい
一命を取り留めた。
しかし
2500R の方は何だか未だ調子が悪い。
『 又、頼もうかな~ 』
と甘い考えが、脳裏をよぎる。。。
『 ん~、自分でやってもみたいな~ 』
という考えも出てきている。。。
悩んだ末に選んだのは
勉強の為に、自分でやってみるか!
と後者の方になった。
道具箱を開ける。
セルテートの特殊なネジを開ける為様の
専用ドライバーを手に持ちながら
ヘックスローブ ドライバー
届いたばかりのラインローラー用(ヘッジホッグ)の
追加するベアリングを眺める。
ヘッジホッグベアリング
『 3ツの部品が入っている 』
前回のレボ・ビッグシューターコンパクトの時に
説明書をよく見なかった為に
少し失敗してしまった経緯があるので
今回は同封されていた
説明書をよく見てみる。
『 ん~、良く理解できん。。。 』
『 こんな説明書じゃ分からん!』
『 見ているだけで頭が。。。もういい! 』
といういつも通りの結果になり
早速、実戦に突き進むことにした。
先ず、この星形のネジを
先程の専用ドライバー(ヘックスローブ)を用いて開ける。
しかし
媚びり付いていてなかなかネジが廻らない。
『 固着している場合は、又
リムーバー液を買って下さい。 』
みたいな事が説明書に記載されていたのだが
こちらはアウェイに居している為
いちいち、そんなリムーバー液など買って
届くまで待っているのも面倒くさい。
なので、
私はシマノのオイルスプレーを噴射して、
少しずつ力を入れ回しては、
又オイルを注入して回すことを繰り返しおこない
ネジを緩めることに成功した。
『 黄色矢印箇所のネジが取れた 』
ネジが取れたら下段
黄色矢印のベールアームを下に降ろして
次に
赤矢印のようにベールを上向きにする。
後はラインローラー箇所を外すだけだ。
この黄色矢印箇所を摘まんで、引っ張るだけで
スポッと取れる。
そして
出て来た部品を良く見てみる。
更に細かく分ける。
『 なるほど、こうなっているのか。 』
左 = ゴムワッシャー
(外部からの水の浸入を防ぐ役割り)
中 =ベアリング
(オリジナルは、ベアリングの片面に防水板が貼ってある)
右 = ラインローラー
右 = 上部にラインローラーカラー(黒)がついている。
オリジナルラインローラーカラー
これも外して
ヘッジホッグの新しいロールベアリングの3ツの部品を
取りついていた物と同じような形になるように
白いプラスチックカバーの中にベアリングを入れて
ゴムワッシャーを取り付けて
ラインローラーに戻し
ピタッとハマったところで
又、アームを戻して
ネジを締めこんでいくだけだ。
『 完了 』
オリジナルラインローラーカラーは余るので注意。
手でラインを引っ張ってみて
ラインの出を確認してみたのだが
良くなっているのかどうかと問われれば
気持ち, 良くなっているような気がするのだが
正直判らなかった。
なので
現場で試すしかない。
『やはり、実戦あるのみだ!』
頑張ってくれよ!
『 10セルテート2500R 2BBカスタム 』