5月25日(日) 6:00 ~ 大海原 ~
『 来た!!! 』
『 来たー!!! 』
(竿頭:K村氏ファイティングシーン)
このロッドのベンディングカーブ。
決して、細竿ロッドではないんです。
これこそ、
自然界の潮流圧を右往左往し
マッスルを身に纏った青物の一種!
現物は青色が綺麗すぎて、見入ってしまう。
本当に綺麗な魚体だ。見飽きない。
私にも来た!!
( ファイティングシーン )
その魚を’ かけて、
たまたま横を向いた時に
良いタイミングで写真を撮ってくれた。
その正体は
三日月尾
流線型のボデー。
通称:スマ
スマ鰹
しかも、船中のあちらこちらでHITが出ている。
上げるとビチビチと跳ね、
活きの良さが伝わってくる。
船員がギャフを打つので、
血だらけになってしまうのが残念。
今年、 日本は不漁らしい。
略、全員が釣り上げた。
ということは
『 新鮮なカツオ = 刺身 』
それに
『 プロの称号を極めた料理人 = N田氏! 』
という流れで、
船酔いしながら捌いてくれました!!!
この味の濃さ、分かってはいるが
パックで購入したことのある
カツオの味とは一線を画す。
『 改め、めんどくさいのに包丁持参してくれ、
ありがとうございます!! 』
その後は
イトヨリダイ
出船前にN田氏より頂戴した、
日本産豆アジを使用し捕獲。
カツオで飽きていた船内に
新たな風を吹き込んだ と思ったら、
T氏が大きいイトヨリをジグで釣りあげ、
私の小さい方は価値がなくなってしまった。
ジグで釣れるなんて。。。
時間も過ぎ、終わりが近づき
ラストスパートをかける。
皆が疲れ切っているなか、
ド根性でしゃくり倒し、
必殺の鉄ジグで釣果を伸ばす男が!
私も負けじと色々なジグを投入したが
この日の殆どのカツオが
鉄ジグ以外には見向きもせず
その強さを思い知ったのであった。
竿頭・カツオマイスター!
時系列でどうぞ。竿頭!!
余裕かましてる顔
疲れ始めた顔
ロッドが絞られ焦る顔。
魚が突っ込み必死な顔
必死でしゃくり、カツオが喰うジグと
棚としゃくり方法を
完全に合致させ自分のものにしたK氏は
水揚げ量も相当なものだった。
そして、
その釣果に対する
羨ましさも。。。相当なものであった。。。
『 ラス1です! 』
『 終わりー 』
船が帰路方向へ舵をとったと同時に
『 ’ふっ’ 』 と全身の力が抜け
完全に12Rのファイトをフルにやり切った感が身を覆った。
『 本当にやり切ったな。何だか。。凄かったな。 』
暫し休憩しながら、
傍らから離れずに居た為か
愛着が湧いてしまった黄色いパヤオに別れを告げ
片付けの準備を進めた。
日に焼けた顔を海風と潮の飛沫で冷やしながら
船外を見ていると、何とも幻想的な空が広がっていた。
私はいつも、船に乗船する度に
4ツ葉のクローバーを探すかの様に
『 魚の形をした雲 』 がないか探している。
今日の1日の使い方は間違いなく
生命観に満ち溢れ、
活き活きとしていた事を感じながら、
最高の空景色がラストを飾ってくれるという
余韻に暫し浸り、仮眠した。
暫くして目を覚ますと
4時間の帰路が空の色を変えており
陸地にはライトが煌めいていた。
水上レストランJAMBO
裏方
『 到着だ! 』
『 やっっと、着いた! 』
『 疲れた~、腹減った~ 』
とはいいつつも、
皆の顔は心底うれしそうだった。
『 後は、船から魚を出して記念撮影ですね! 』
『 最高の一日だった。 』
当日の船内釣果 :
スギ(108CM)・カンパチ・マグロ・スマ鰹
使用タックル :
リール : 13ステラSW8000・PE5号
09ステラSW5000・PE3号
リョウガBJ PE2号
ライン : リーダー40~60ポンド80
ロッド : ソルティガ コンフォートJ
シーラプチャー511ML
バルレット70MH
ルアー : 優勝ジグ:鉄ジグ80~200g