8月20日(土) 14:00出船
~ 南海油田 ~
煌煌と照らせるその灯りは
海面に反射し
只ならぬ雰囲気を醸し出す。
私は230gのジグを目の前に落とし
ロッドを下げて、ジグの降下スピードを上げた。
誰よりも早く底取りをおこない、
擦れてない魚を一番乗りで
捕りたかったなどという
せこい作戦では無い。
水深の状況と海中の潮の流れを
掌握したかったのだ。
『 なるほど、この速さか、、、
流れの層が底から40m付近で変わっている、、
所謂、2枚潮というやつだ。
この層の境目付近を狙ってみるか、、』
アピール力を重視する為
ジグを170のフラットピンクグローに変え
シャクリを開始した。
シャクリを開始した。
指先から足先まで
全身に回った風邪毒の性で
怠い身体がいう事を聞かず
全身に回った風邪毒の性で
怠い身体がいう事を聞かず
否応なしに、
スロウピッチのシャクリズムになっていた。
未だ、誰も魚を上げていない
未だ、誰も魚を上げていない
暫く様子見ムードが漂う船中であったのだが
申し訳無くも予定通り
その静寂を破ってしまったは
ハードジギンガー一本道の漢
『 私 』
だった。
jiggingest YKA
ドラグなど全く使う必要もない魚
それは 『 海ドラゴン 』 だった。
170gのジグをガッツリ食べている。
対象魚の違いに全く喜べず
只、思ったのは
『 本当に太刀魚は何処にでも居て、、、
そして、いつもアシストフックの紐を
ギザギザにやってくれるな、、、』
ということだけだった。
Jigginger YKA
そして、直ぐにクーラーの中に仕舞っては
クエ・イシナギ・ハタなどの大根魚を狙うべく
直ぐにジグを海底に投下し
底を丁寧に探っていると、、
南油(通称)の本来の姿が現れた。
『 来た!! 』
のっそりと重い、何処までもどっしりと深い
まるで、岩の様な
『 その引き抵抗感!!!』
『 ぬおっ!
こっ、これは!!伝説のイシナギか!!?
身体が海に持って行かれそうだ!』
重量級の引き抵抗感に喜びを飛ばしながら
長時間に渡り全力ファイトをしていた為
本当に気分が悪くなり、
今にも戻しそうになってしまい
ちょっと、K氏に代わって貰う事にした。
交代してから数分後、、、
『 あれ?あれ? 』
『 何か変ですね!? 』
と言い出し
香港人クルーもその異変を察知し
糸を手繰ってクイクイしてみると
ジグがすんなりと外れて軽くなっているのが判る。
『 あっ!バレてしまった。。。』
①私のフッキングの甘さが裏目に出たのか
②かんぬきに掛からず
口の浅い所に掛かかって
唇が切れてしまったのか。。。
③将又、私の大魚が余りにも羨ましく
『 故意にやられたか。。。 』
③の可能性が一番高いのだが
如何せん
体調不良とバラシで目の前が暗くなり
気分の悪さが
最高潮猛烈の状態に達してしまい
気分の悪さが
最高潮猛烈の状態に達してしまい
本能的に
暫く身体を休めたい衝動にかられ
倒れ込むように船内に向かい、
ねぐらに入って目を閉じた。
30分位たっただろうか、、、
『 はっ、と目を覚ますと
K氏が僕も太刀魚釣れました!』 と言うので
念のため、Cさんに聞いてみると
どうやら
ドラゴンには程遠い
小太刀が釣れてたみたいだ。
暫し体を休めたお陰か
少しだけだが身体が楽になり
再びシャクリを展開すると
『 来た! 』
しかし、何だか小さいな、、泳がせの生餌で使うか、、
と思うほどのツムブリ。
と思うほどのツムブリ。
ツム
何れにしても
『これで2匹目。。。差がついちゃったな。。。』
そして、
もう一尾
ツムのふた回り程大きい
赤い鰭の長い鯛(アカアマ鯛?)が釣れ
小さいのでそのまま逃がそうとすると
クルーが勿体ないからとっといてくれ!
と懇願しに来たので
そのまま針を外してもらい
あげることにした。
言うなれば、型が小さいので
『 この位で喜んでいては
JIGGINGERとして名が恥じると思い
喜んだ顔も見せず
写真も撮らなかったという訳だ。』
『 しかし、これで3尾目か。。。
大差がついてきたな。。。 』
その後も皆頑張ったのだが
大魚の釣れない
沈黙の時間が続くことになってしまった為
沈黙の時間が続くことになってしまった為
船長が移動を決断し
他のモッコンに移ることになった。
1時間位かけて
到着したのは
『 ☸西西井南海木根☸ 』
船を柱に括り付け
スタンド-バイ。
210のジグを投下するも
川の様な激流で流され続ける。
『 210でこの流され方か。。。』
ならば
『 持ってきた中で1番重い
280で勝負するか。。。』
しかし、
ジグを交換しても
着底しない。。。
『 ここは厳しすぎる。。。』
と心の中で呟き諦めかけていたその時
皆、同じ気持ちであったらしく
再度、移動する運びになった。
『 南海油田 』
『 此処に来れば、誰でも簡単に
大型魚が沢山釣れると思っていた。。。』
しかし
『 現実は、結構厳しい 』
ものだと
心底思い知らされたのだった。
『 中々厳しい南海油田 』
当日の全員釣果 :
ドラゴン・カンパチ・ツムブリ・何とか鯛
バラフエ・鬼クーダ・巨イサキ・アカアマ鯛?他
使用タックル :
ドラゴン・カンパチ・ツムブリ・何とか鯛
バラフエ・鬼クーダ・巨イサキ・アカアマ鯛?他
使用タックル :
リール : ステラSW8000
バトル6000番
ステラSW6000
バトル6000番
ステラSW6000
ライン : PE6.0号 PE5.0号 PE3.0号
ロッド : ソルティガ ・ バルレット ・ ベデル
ルアー : 各種ジグ80g~280g・ポッピングベイト
ルアー : 各種ジグ80g~280g・ポッピングベイト
釣行時状況 :
モッコンライト爆魚灯・晴れ時々稲光
0 件のコメント:
コメントを投稿