8月20日(土) 14:00出船
~ 南海油田 ~
~ 番萬井東木根 ~ 西西井木根 ~
私は風邪をぶり返してしまい
只管に薬を飲んでは寝てを
5日間程繰り返しており
かなりの体調不良を抱え込んだまま
この日を
迎える事になってしまった。
『 何でこんな重要な日に、、、』
苦しい節々の関節に怠い体で
何とか準備を済ませ
近所の薬屋さんで
風邪薬を買ったりしていると
『 かつや(かつ丼屋) 』 に
12:00に待ち合わせをしていた
K村さんから連絡が入った。
熱で頭がぼーっとしており、すっかりと
待ち合わせ時間と場所を忘れていたのだ。。。
今からじゃ到底間に合わない。。。
という事で
『 ソースカツ丼買っといて下さい 』
とお願いをした。
『 勝丼を食べて、勝ちに行きましょう! 』
と験を担ぐ為
此処を待ち合わせ場所に選んだのだが
私は上記の事由から、勝屋に行けなかった。。。
思いを返せば
この時から
ガッツリと勝勝定食特盛を食べ
しっかりと験を担いだ
K村氏を相手に
負けに近い
引き分け試合は始まっていたのだろう。。。
引き分け試合は始まっていたのだろう。。。
ホテルの前のタクシースタンドで
堕ち合うと、
K氏 『 コンビ二行きたいんですよね、
ライトの電池が無いんで、、、 』
と言うので
私『じゃあ、荷物見てるんで行って来て下さい』
という事で、
暫く待っている間にふと時計を見てみると
暫く待っている間にふと時計を見てみると
13:30を超えている。。。
『 あ!電池の性で遅刻に!』
案の定
CさんからYさんに『心配の連絡』が入り
Yさんから回覧板の様に
私の電話へ通信が回って来た。
『私とKさんが来てないんで皆心配してますよ!
もう皆揃ってますよ!!!』
との報だった。
遅刻しそうでダッシュが必要な時に
追い打ちをかけるように
タクシーの運転手が道を間違え
挙句の果てには、
魚市場の中に勝手に入り込んでは
到着しましたよ! と車を停車させられ
どうしようもなくなり
Cさんに迎えに来てもらう事にした。
そして、
やっとの事で待ち合わせの船場につくと
冷ややかな目線を浴びている様な
気も多少したのだが、まあ取り敢えず皆が
無事に揃ったということで、小さい事は気にせず
『 いや~すいませんね~ 』
と愛想笑いを全開にして
『K氏が電池を買ってたんで!』
と皆に挨拶をしまくっては
と皆に挨拶をしまくっては
そそくさと
荷物を指定場所に置き
船に運び入れて貰い出発の運びとなった。
木根号2番
船長(奥) クルー(右・左)
ダイニング
乗り込んだ瞬間から
香港人メンバー達は大魚にかける夢が先行し
入念なる準備を始めている。
大魚の写真を見せられるシーン。
これに対しK氏は
昔釣ったマングローブジャックの写真で対抗している。
右の人は、この木根の関係者かと思っていたら
〇き〇と真珠で働いている人だった。
手釣り用100LBライン。
そうこうしているうちに
シリンダーに油が入り
黒煙と共に
エンジンスロットルが雄叫びを上げ
そして
その
時が来た。
『 出陣!!!』
見慣れたこの街に
古臭いエンジン音を響き渡らせ
グイグイと波間を掻き分けていく。
暫くすると船が安定して来たので
少し船内を見渡してみる。
銀色の扉=トイレ
フロントマスク
操舵室
そして
私にとって最も最も
需要な場所
それは
香港A型インフルエンザと思われる風邪を患った
この身体を休ませる場所だ。
寝室
左列3段ベッド = 9人横たわり可能
右列3段ベッド = 9人同時睡眠可能
取り敢えず
中に入ってみる。
上はCさんの足。
という様な内部構造になっており
一気に18名が睡を取ることが出来て
中々、快適だ。
私は現場まで
只管休む事に徹し
リポビタンDとオロナミンC
そして、ウイダーINエナジーを
飲んで仮眠を取った。
『 ふと、目を覚ます。』
時計を見ると、出船から3時間半強が
経っており、下げ潮一杯という所まで来ていた。
男梅を一気に3個食べ、
怠けている身体に活を入れ、しっかりと目を覚ます。
『 しかし、一体全体、後どの位かかるんだ? 』
という事で
船長に詳しく話を聞いてみると
『 後1時間強だよ 』 と言う。
『 え、もうそんなもんですか!?』
『 え、もうそんなもんですか!?』
航図枠373・航点1020・方位南南西
ということなので
そろそろ本腰を入れ準備に取り掛かる事にした。
ソルティガ・バルレット・ベデル
トローリング用ゴン太ロッドに、電動リール。
皆、船にロッドホルダーを取り付けている。
電動リールジギング&泳がせ&底(5名)・
手釣り(3名)・スロージギンガー1名・
ハードジギンガー3名
夫々が思い思いの
釣りで大型魚を捕ろうと最終準備する中
我々は
己の腕を信じて止まない
『 極限のしゃくり釣法 』 の枠内に居る。
鉢巻を巻いて
準備も整った所で
海の中にポツリと
壮大な木根(モッコン)が見えてきた。
萬番東木根
近くに寄る頃には
辺りはすっかりと暮れはじめ
木根が牙をむき出し始めた。
圧巻の力強さ、壮大なその迫力ある
無骨な鉄の巨大構造物は
自身の照明で灯され、
陰陽となって全容を露わにしていく。
そして
その灯りの影が巨魚の魚影を照らしているかの様な
錯覚に陥らせるのだ。
『此処が香港から船で行ける海域の最高峰か。。。
最大個体の魚達が遊泳している海なのか。。。』
海上油田掘削場
辺りが闇に包まれると
輝きが一層に増し
幻想の世界にいざなわれる。
『 なんて、素晴らしいところなのだ。。。』
今、、、
38度まで下がった熱が
40度超えまで急上昇し
沸騰しそうな私が
木根の前で佇んでいる、、、
当日の全員釣果 :
ドラゴン・カンパチ・ツムブリ・何とか鯛
バラフエ・鬼クーダ・巨イサキ・他
使用タックル :
ドラゴン・カンパチ・ツムブリ・何とか鯛
バラフエ・鬼クーダ・巨イサキ・他
使用タックル :
リール : ステラSW8000
バトル6000番
ステラSW6000
バトル6000番
ステラSW6000
ライン : PE6.0号 PE5.0号 PE3.0号
ロッド : ソルティガ ・ バルレット ・ ベデル
ルアー : 各種ジグ80g~280g・ポッピングベイト
ルアー : 各種ジグ80g~280g・ポッピングベイト
釣行時状況 :
モッコンライト爆魚灯・晴れ時々稲光
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