2016年6月17日金曜日

黄浦ジギング② 09/JUN/2016!


6月09日(日) 4:45AM

~ 大海原 ~






暫くしても、釣れないので

一旦、休憩をしようと思い

無造作にジグを海に放った。




後ろから、釣れていない哀れな私の姿に

同情してくれたのか、、

大物を釣り上げ余裕なK君が

声を掛けてくれた。

『 飴食べます? 』 という事で、

K君の運気に肖るべく

『 ありがとう! 』 といい

一粒手渡して貰うと

『 あ!シゲッキクスじゃないですか!

この渋い状況の中、丁度刺激が欲しかったんだよ! 』


『 じっくりと舌の上で刺激を味わっていると。。。』



Nさんが私に向かって!


 『 釣れてますよっっ!!!! 

Kさん釣れてる!ジグ咥えて飛んでますよ!! 』



っっっっっっっと!!!



『 えっ!? 』



ラインがふけ過ぎていて

ドラグが出るどころか、

脇挟みしたロッドは動かず

持って行かれない状態のままだったのだ。

更には余所見して、飴食べてたので

不意を突かれ動揺して焦点が合わない。


しかし!

ついに!


私の視界が私のジグを見事に咥え

ジャンピングしながら暴れている

『 黄色い魚体を捉えた!! 』



ロッドを下げ、バラさないよう

テクニックを駆使しながら

左右の走りを止め

ジャンピングを制し



上がってきたのは


『 私のシイラ 』

シイラ

『 ふ~。。。 』

 先ず、坊主を逃れた事 

この喜びが先に来た。

次に

私のナチュラフォールのテクニックの凄さに

喜んだ。



この後は気持ちが入れ替わり

腕の動きもキビキビしてきて

ジグもプラグも

正にベイトそのモノの動きを華麗に演出できるようになり

思わず、シイラが口を使ってしまう

という状況が続き

又、ペンペンか、、、

と言いながらも釣果を伸ばしていく。





しかし、

人間の欲とは深く底知れない。


『 小型のシイラばっかりでつまらないな。。。 』

と思いはじめてしまった。



そろそろ



『 しゃくりで少し大きめの本命カンパチを狙っていくか。 



 分かっているさ、、、


軽い小型のジグを使ってやれば

未だ何匹も釣れることは、、、 』




ということで、皆の行っている釣方とは一線を画し

ロングジグ170gに変更する。


70m下まで、一気にジグを降下させ

しゃくりあげを只管におこなってみせる!


『 狙いは、ブルーランナーだ! 』


ハーフピッチ・ワンピッチ・早巻を取り入れた

コンビネーションジャークを繰り返す。



皆はもうこんなに釣れてるんだ!!!

何で私には!!!とシャクリにぶつけている自分がいた。

スマ

アオハタ

Mさん

コビア=スギ

Nジギンガー

Cさん

シイラ

Kさん=釣果普通

 
スマ




道半ばだが

全員で、30匹位にはなっていただろうが。。。

『 Nジギンガー、2桁 』

『 N師匠、2桁 』


そして


『 写真の通り、Sさんの釣果も。。。半端ない。。。 』



この豊富な魚種・数を打ち破れるのは

やはり

未だ誰もあげていない

大型のカンパチを狙っていくしか。。。無い。。。

『 状況打破!』

必死になってしゃくり倒すが

反応が得られない。

途中、腕が三角定規のように

固まってしまい腕が動かくなってしまった。

『 乳酸が溜まりすぎて、これ以上は危険だ 』

暫しもみほぐして治し

キャスティングに切り替える。




頑張り続けている

途中、


『 うわぁっ! 』

『 巨大エイだ!! 』っと

K氏が声を上げた。


確かにパヤオの右下に

まだら模様の5m位の影が見える。


『 めちゃくちゃデカいですよ!?』と言い

再度、適当に見てみる。

『 。。。。。。。。なんだ?。。

 かなりの数の小魚の群れじゃないか。。

ただのベイトボールじゃないか。。

ロスタイムで私の釣果を落とす作戦か。。

その策には嵌まらん! 』 



そんなことよりも!

カンパチだ!!

時間をロスした気持ちになり、

急ピッチで自分の釣りに戻す。

とっ

乗船していた、ジギンガーNさんが


『 ジンベイです!!! 』っと声をあげる。


『 え!?あれジンベイですか!!! 』

直ぐにロッドを置いて

ちゃんと見に行く事にしたが

その時には、沈み始めており

タレックスの偏向グラスを持ってしても

巨大な影しか見えなくなっていた。

もっと早く言ってくれれば

劇写できたのに。。。

又は、Kさんの言葉を信じていれば

自然界のジンベイを間近で見れたのに。。。


確かに、ベイトボールじゃないな。。。あれは。。と


『 かなり後悔してしまった 』


直ぐそこ、パヤオと船の間近辺に

これの頭部が水面近くまで

のっそり浮き上がってきたんです。




後悔しながらの釣りに

力は無く魚などかかる分けが無い。

そのうちに

雲行きが怪しくなり

波が出てきたので

一旦、船に戻り暫し休憩がてら

海の様子を見ることになったのだ。



『 もっと、じっくりと見たかった。。。』

『 何なら、釣って見たかった。。。 』





当日の全員釣果 :

スマ・ホンガツオ・シイラ・アオハタ・

コビア・シヲ・マグロ

使用タックル :

リール : ステラSW8000

      ツインパSW6000H

      リヨウガBJ

ライン  :   PE4.0号 PE3.0号 PE2.0号 

ロッド   :  ソルティガ ・ バルレット ・ シーラプチャー

ルアー : 各種ジグ・ミノー・ポッピングベイト

釣行時状況 :

ナブラ晴れ


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