2016年6月21日火曜日

黄浦ジギング③ 09/JUN/2016!


6月09日(日) 4:45AM

~ 大海原 ~




暫く船内にて天候の様子をみるも

特段の変化はなく

再度、パヤオに乗り込んだ。


一時はパヤオが波で揺れ始め

このままいくと荷物が落ちてしまうんじゃ。。。

と思ったのだが全て無事でよかった。



上空で雷が鳴る中

それでも未だ釣れ続けるこの界隈では

誰一人、ロッドを置こうとしない。


『 皆、非常に粘りっこいな 』 


と思いつつも

鳴りやまないナブラに向かい

キャストを続ける。



しかしながら

段々と空が暗がりに変わり


風が出てきて

船長からそろそろ終了しないと

波が出てパヤオから降りられなくなってしまうとの

指示が出た。

『 そろそろ、釣りという楽しい時間が

終わってしまうのか 』 


と思っていると


『 Sさんがまたしても!! 』


かけた!!!


『 マグロ 』


これで、五目釣り達成!!

『 シオ・コビア・マグロ・スマ・シイラ。。。 』


正直。。。

『 そのマグロ、本気で凄い羨ましい。。。 』




その後

時間も迫って来たので

ロッドを振るのを止めて

パヤオの上を片付けはじめ


船に乗り込み

帰路アバディーンへ向け波間を抜けていく。


疲労感と昨日の無睡状態から

知らずの間に

眠りについていた。


目を覚ますと

アバディーンのJUMBOレストランの

裏手近くを航行しており

直ぐに到着となった。



海を労り逃がしてあげた魚も多かったのだが

持ち帰って食べる分だけは生簀に保管していたので

船から出し、記念撮影をする事にした。



地面に並べると

ギャラリーの方々が集まって来て

『 ツナFISH・グッド! 』 と声をかけてくる。

私は、釣っていないのに

あたかも自分で釣ったかのようなオーラを出し

『 イエス、マイ ツナFISH・メニー・メニー 』 と

ジェスチャー付きで返し

釣った気分だけでも味わったのだ。


『どうせ、私はブルーランナーを釣ることが出来なかった』
『 最後のマグロをバラさなければ。。。』
『 カツオも私のじゃない。。。』
『 全然、魚の引きを楽しんでない。。。』
『 いいな、そのマグロ。。。』



皆で記念写真。







13:30頃には納竿しパヤオを離れて

早上がりしてきた分

15:30頃には陸に着いており

時間が余っていたので

一杯行きましょう!という事で

ドラゴンボートレース大会で盛り上がっている

アバデーン界隈の人混みを掻き分けて

レストラン街のある方面まで進んでいく。

 丁度、ドラゴンボートレースの大会日と重なったみたいだ。

大荷物を持った我々は

道行く人からすればかなり邪魔な存在だっただろう。

レストランを探しまわり

やっとのこと、空いている中華屋を探し当て

その店に入った。


行の船の中で取り決めた

1人100ドルづつ出し合って

10人でHK$1000を原資として

一番数釣った人に HK$500

一番大物を釣った人に HK$500 としていた

結果を発表。
 
『 自己申告制で発表したのだが

大体周りの人達が釣果を見ているので

誰がどの位釣ったかは言わないでもわかる 』


『 本命は私か、Nジギンガー、、、』


今回は持って行かれた。
Nジギンガー・しゃくりが綺麗に染みついている。



『 ビッグワン賞の本命も私の予定...だったのだが...』

K君に持って行かれた。。。



『 素直に負けを認めよう。。。 』



終わってみればなのだが

釣果が振るわなかったな~

としみじみと思い振り返り

又、あの魚達が回遊している間に

近くリベンジしたいなーと思うのであった。

『 しかし、何はともあれ 』


『 気心しれた仲間と行けて、ほんと楽しい一日だった~!』






~ 追記 ~



持ち帰った

『 スマ鰹 』 & 『 ホン鰹 』


⇓  ⇓  ⇓


⇓  ⇓  ⇓ 


⇓  ⇓  ⇓


⇓  ⇓  ⇓ 



『 おしまい 』






当日の全員釣果 :

スマ・ホンガツオ・シイラ・アオハタ・

コビア・シヲ・マグロ

使用タックル :

リール : ステラSW8000

      ツインパSW6000H

      リヨウガBJ

ライン  :   PE4.0号 PE3.0号 PE2.0号 

ロッド   :  ソルティガ ・ バルレット ・ シーラプチャー

ルアー : 各種ジグ・ミノー・ポッピングベイト

釣行時状況 :

ナブラ晴れ


2016年6月17日金曜日

黄浦ジギング② 09/JUN/2016!


6月09日(日) 4:45AM

~ 大海原 ~






暫くしても、釣れないので

一旦、休憩をしようと思い

無造作にジグを海に放った。




後ろから、釣れていない哀れな私の姿に

同情してくれたのか、、

大物を釣り上げ余裕なK君が

声を掛けてくれた。

『 飴食べます? 』 という事で、

K君の運気に肖るべく

『 ありがとう! 』 といい

一粒手渡して貰うと

『 あ!シゲッキクスじゃないですか!

この渋い状況の中、丁度刺激が欲しかったんだよ! 』


『 じっくりと舌の上で刺激を味わっていると。。。』



Nさんが私に向かって!


 『 釣れてますよっっ!!!! 

Kさん釣れてる!ジグ咥えて飛んでますよ!! 』



っっっっっっっと!!!



『 えっ!? 』



ラインがふけ過ぎていて

ドラグが出るどころか、

脇挟みしたロッドは動かず

持って行かれない状態のままだったのだ。

更には余所見して、飴食べてたので

不意を突かれ動揺して焦点が合わない。


しかし!

ついに!


私の視界が私のジグを見事に咥え

ジャンピングしながら暴れている

『 黄色い魚体を捉えた!! 』



ロッドを下げ、バラさないよう

テクニックを駆使しながら

左右の走りを止め

ジャンピングを制し



上がってきたのは


『 私のシイラ 』

シイラ

『 ふ~。。。 』

 先ず、坊主を逃れた事 

この喜びが先に来た。

次に

私のナチュラフォールのテクニックの凄さに

喜んだ。



この後は気持ちが入れ替わり

腕の動きもキビキビしてきて

ジグもプラグも

正にベイトそのモノの動きを華麗に演出できるようになり

思わず、シイラが口を使ってしまう

という状況が続き

又、ペンペンか、、、

と言いながらも釣果を伸ばしていく。





しかし、

人間の欲とは深く底知れない。


『 小型のシイラばっかりでつまらないな。。。 』

と思いはじめてしまった。



そろそろ



『 しゃくりで少し大きめの本命カンパチを狙っていくか。 



 分かっているさ、、、


軽い小型のジグを使ってやれば

未だ何匹も釣れることは、、、 』




ということで、皆の行っている釣方とは一線を画し

ロングジグ170gに変更する。


70m下まで、一気にジグを降下させ

しゃくりあげを只管におこなってみせる!


『 狙いは、ブルーランナーだ! 』


ハーフピッチ・ワンピッチ・早巻を取り入れた

コンビネーションジャークを繰り返す。



皆はもうこんなに釣れてるんだ!!!

何で私には!!!とシャクリにぶつけている自分がいた。

スマ

アオハタ

Mさん

コビア=スギ

Nジギンガー

Cさん

シイラ

Kさん=釣果普通

 
スマ




道半ばだが

全員で、30匹位にはなっていただろうが。。。

『 Nジギンガー、2桁 』

『 N師匠、2桁 』


そして


『 写真の通り、Sさんの釣果も。。。半端ない。。。 』



この豊富な魚種・数を打ち破れるのは

やはり

未だ誰もあげていない

大型のカンパチを狙っていくしか。。。無い。。。

『 状況打破!』

必死になってしゃくり倒すが

反応が得られない。

途中、腕が三角定規のように

固まってしまい腕が動かくなってしまった。

『 乳酸が溜まりすぎて、これ以上は危険だ 』

暫しもみほぐして治し

キャスティングに切り替える。




頑張り続けている

途中、


『 うわぁっ! 』

『 巨大エイだ!! 』っと

K氏が声を上げた。


確かにパヤオの右下に

まだら模様の5m位の影が見える。


『 めちゃくちゃデカいですよ!?』と言い

再度、適当に見てみる。

『 。。。。。。。。なんだ?。。

 かなりの数の小魚の群れじゃないか。。

ただのベイトボールじゃないか。。

ロスタイムで私の釣果を落とす作戦か。。

その策には嵌まらん! 』 



そんなことよりも!

カンパチだ!!

時間をロスした気持ちになり、

急ピッチで自分の釣りに戻す。

とっ

乗船していた、ジギンガーNさんが


『 ジンベイです!!! 』っと声をあげる。


『 え!?あれジンベイですか!!! 』

直ぐにロッドを置いて

ちゃんと見に行く事にしたが

その時には、沈み始めており

タレックスの偏向グラスを持ってしても

巨大な影しか見えなくなっていた。

もっと早く言ってくれれば

劇写できたのに。。。

又は、Kさんの言葉を信じていれば

自然界のジンベイを間近で見れたのに。。。


確かに、ベイトボールじゃないな。。。あれは。。と


『 かなり後悔してしまった 』


直ぐそこ、パヤオと船の間近辺に

これの頭部が水面近くまで

のっそり浮き上がってきたんです。




後悔しながらの釣りに

力は無く魚などかかる分けが無い。

そのうちに

雲行きが怪しくなり

波が出てきたので

一旦、船に戻り暫し休憩がてら

海の様子を見ることになったのだ。



『 もっと、じっくりと見たかった。。。』

『 何なら、釣って見たかった。。。 』





当日の全員釣果 :

スマ・ホンガツオ・シイラ・アオハタ・

コビア・シヲ・マグロ

使用タックル :

リール : ステラSW8000

      ツインパSW6000H

      リヨウガBJ

ライン  :   PE4.0号 PE3.0号 PE2.0号 

ロッド   :  ソルティガ ・ バルレット ・ シーラプチャー

ルアー : 各種ジグ・ミノー・ポッピングベイト

釣行時状況 :

ナブラ晴れ