11月18日(火) 23:30 ~ 自宅 ~
『 アブガルシア ・ ビッグシューターコンパクト 』
『 改造 』
こんな夜更けに
リールを改造した事が無い素人が
こんな事を初めてしまった。。。
リールを改造した事が無い素人が
こんな事を初めてしまった。。。
私がやったことが有るのは、
それは
それは
ハンドルの交換 ・ スプールの交換
とドラグノブの交換のみ。
リール本体部の中身はインターネットの画面でしか
見たことが無い。。。
机の上に無造作に置きっぱなしになった
ヘッジホッグのコンプリートキット(サファイアブルー)
『 誰かやってくれないかな~ 』 と
おもむろに置かれた袋を眺めていると
何故か手が伸びてしまい
『 自分でやってみるか 』
という
という
気持ちにスイッチが入ってしまったのだ。
『 玉手箱を開けてしまった 』
工具箱から
次々に取り出される専用工具
ベアリングのピンを抜く、リムーバー(ヘッジホッグ)
専用ナットドライバー(ヘッジホッグ)
六角レンチ(ヘッジホッグ)
ドライバー ・ ペンチ ・ ピンセットなども用意し
2個ある内の一個を改造する。
『 どちらにしようかな 』
『 まあ、どっちでも変わんないな 』
*********************** ハンドル **********************
先ず、一番安全で簡単なハンドルから始める。
白枠(大)のネジを六角レンチで外し
白枠(小)のネジをマイナスドライバーで外すだけ。
そうすると
ハンドルが外れる。
分からなくならないように
『 取り付いていた順番通りに並べて置く事が大切 』
( 左からワッシャー → ハンドル →
リテ―ナー → ビス → 六角ナットの5部品 )
リテ―ナー → ビス → 六角ナットの5部品 )
************************ ドラグノブ ************************
これは、緩める方向にどんどん回すだけで外れる。
一番左の丸い鉄は裏表があるので向きに注意する。
左から二番目・三番目のワッシャーは
微妙に くの字’ の角度が付いており
お互いがお辞儀をして頭とつま先を
ぶつけ合った状態にしなければならない。
( 左からクリックスプリングホルダー →
スプリングワッシャー → スプリングワッシャー
→ スターホイールの4部品 )
****************** BB交換カバー側 *****************
スプリングワッシャー → スプリングワッシャー
→ スターホイールの4部品 )
****************** BB交換カバー側 *****************
次いで
上記、マル枠のカバーを外す。
カバーと反対側の白枠のピンのネジを
緩めて引っ張りながら
緩めて引っ張りながら
カバーを上にスライドさせるとパカッと簡単に開く。
カバーの方に集中する。
カバー裏面
矢印(赤)のボールベアリングを取り出す前に
油断していると 『 ピンッ !! 』 と
弾け飛んで行くので
『 ピンセットでしっかりと挟んで慎重に取ろう 』
これで、2個の内一個が交換できた。
****************** BB交換スプール側 ******************
次はスプール側の矢印(赤)の所に埋まっている
ボールベアリングを交換する。
矢印(黄)のピンで止まっている為
このピンを
専用ピンリムーバーを使い外す。
ピンが杭状に刺さっているだけなので
この機械で、回し押しをしていけばいいのだが
『 向きが重要なのだ 』
ピンは下が段々と細くなっている形状なので
細くなっている方にリムーバーの先端を当てながら
回していかなければ取れない。
しかし。。。
『 反対からやってしまった。。。』
そうすると
リムーバーを回し押す毎にピンが更に
奥に押し込まれ
その限界が来るとピンの先が割れて
その限界が来るとピンの先が割れて
* この写真はやり直した後
曲がってしまったリムーバーの方は
ペンチを用いてピン押し箇所を
真っ直ぐな状態に戻そうとしていると
『 ポキッ 』
と意図も簡単に折れてしまった。
と意図も簡単に折れてしまった。
『 げっっ、こんなに簡単に折れるのか 』
BEFOR (ピンを押す箇所有り)
『 もともと、綺麗についていたピン押し棒が
匠の技でこんなにも綺麗に取れ、生まれ変わりました。』
暫く、ベッドに横たわり、
改造に着手した自分を責め
ごろごろする。
タバコを、3本くらい吸って気が澄んだのか
又席に戻り
又席に戻り
『 これでカバー側とスプール側の2箇所完了! 』
******************* 本体分解(初陣) ********************
恐怖のギアボックス側の内側のネジを外す。
ドライバーをそーっと差し込んで
矢印(黄)のネジを目指す。
ネジ箇所拡大
内側のネジを外したら
外側、白枠の2個所のネジを外す。
外側、白枠の2個所のネジを外す。
この時に、ネジ山は必ず 『 上 』 を向けよう。
『ハンドル側を上』 に向けたまま開けるという事だ。
そうでないと、ギア関連の部品が崩れ落ち
何が何処の部品なのか一瞬にして分からなくなり
『 もう、いいや。。。捨てて新しいの買おう。 』
と考えることにるだろう。
『 上 』を向けたまま開けると抑えなくても立っている
この矢印(赤)のバネ ・ ギア ・ 白いプラスチックの
4部品(取り敢えず4点セットと覚えておこう)
がポロッと落ちてしまう。
がポロッと落ちてしまう。
更に
* 『 もし、下向きで開けると!!! 』 *
上記同様矢印(赤) + 矢印(赤)のギア ・ ワッシャー等
内側に沢山の部品が隠れており
全部品が落ちて机の上に散乱するだろう。
全部品が落ちて机の上に散乱するだろう。
そんな事になったら
『 発狂 』 又は 『 気絶 』
の2択を無意識におこなっているでしょう。
この無数の部品を見て
恐怖に駆られた私は、先ず簡単そうな棒から
着手する事にした。
拡大して見てみる。
C型のワッシャー金具でバネを止めているだけなので
バネを下方向に抑えて、C型の金具をペンチで引き抜き
次いでバネを引き抜くと棒が取れる。
銀の棒を抜いて青い棒にバネを入れ
刺し戻してC型金具を取り付け元の状態にする。
刺し戻してC型金具を取り付け元の状態にする。
しかし!
この作業も侮ってはいけない!
この時にも注意が必要なのだ!
C型の金具を押し込んでも中々入らない。
押し込もうとすると滑ってブーメランのように
飛んで行ってしまうからだ!
何回か飛ばしては机の上や床を探す事を繰り返し
やっとの事で填め込むことが出来た。
小さい部品なだけに簡単に無くなりそうだ。
******************* 本体分解(本陣) *******************
恐怖のギア関連の取り外しの時間がやって来た。
先ず、この赤矢印の4部品(4点セット)の
白いプラスチックをそっと上に持ち上げると
白いプラスチックをそっと上に持ち上げると
ワンセットでスポッと綺麗に抜けるので
しっかりとセット内容を覚えて置いておこう。
この次に
中央の大型ギヤを
そのままの状態を保ちながら
中央の棒から抜いていく。
ここで重要なのは
『 積み木を崩さないようにそっと持ち上げる感覚 』
黄色矢印の部品はくっ付いていないので
もし、ばらばらにすると
何枚ものドラグセットの裏表の判断がつかなくなり
嘆き悲しみの世界にイザナワレます。
触らぬ神に祟りなし
上記の状態を死守するのが無難と判断し
上記の状態を死守するのが無難と判断し
触れるのを止めた。
大分、内部部品が無くなりすっきりしてきた。
******* フロントカバー・レベルワインドキャップ *******
簡単な作業で休憩
フロントカバーを外す。
左右、普通のネジで止めてあるだけなので
双方側のネジを外すと、スポっとト外れる。
次いで、
マイナスドライバーで回すだけ。
『 私にはこういう作業が似合っている 』
とつくづく思った。
****************** レベルワインド関連 ******************
未だ道半ば
矢印(赤)のC型ワッシャーを抜いて
矢印(黄)の白い雪だるまみたいな形の
矢印(黄)の白い雪だるまみたいな形の
簡単に取れる。
左からワッシャー(小) → 雪だるま →
ワッシャー(大) → C型ワッシャー金具の順になる
そうすると
下のレベルワインド部がスーと抜ける。
くっついているように見えるが
左端の白いギヤがポロッと取れるので注意が必要。
取り出す前に、ギヤの向きを確認しておこう。
矢印(黄)のライン放出口についていた棒は
矢印(赤)方向に引っ張り出すだけで簡単に取れる。
続けて、レベルワインドネジを引っ張りだしてみる。
矢印(赤)方向に抜くだけで直ぐに抜ける。
すると、スケルトン状態になった。
******************* 戻していく作業 ********************
『 とうとう此処まで来たか! 』
『 私もやれば出来るじゃないか!! 』
『 私もやれば出来るじゃないか!! 』
しかし、余韻に浸っている時間は無い
此処からの勝負が大切なことに気付いた。
此処からの勝負が大切なことに気付いた。
『 直近の記憶が薄れない内 』 に
即座に元に戻していかなければならないのだ!
空かさずに青色に変えて元の場所に戻していく。
レベルワインドの上の棒、
レベルワインドネジ保護部 → レベルワインドキャップ
→ 白いプラスチックギヤ →
そして、ワッシャー(小) → 雪だるま →
ワッシャー(大) → C型ワッシャー →
ワッシャー(大) → C型ワッシャー →
と急ピッチで作業を進める。
フロントマスクをつけ両端のネジを止め
大型ギヤセットをそっくりそのまま戻して
大型ギヤセットをそっくりそのまま戻して
4点セットを戻して蓋を閉めた。
ここで、一度
ハンドルは付いてないが、ハンドル棒を回して
ギアが噛み合っているかどうかを確認する。
途中途中
シャリシャリと金属音が鳴っている気がしたのだが
ここで、一度
ハンドルは付いてないが、ハンドル棒を回して
ギアが噛み合っているかどうかを確認する。
途中途中
シャリシャリと金属音が鳴っている気がしたのだが
青いネジを締めこんだ段階で音は解消された。
『 ここでやっと一安心できた 』
『 ここでやっと一安心できた 』
『 形になってきたな 』
********** サイドプレート・メカニカルブレーキ *********
此処までくれば、もらったも同然。
サイドプレート・メカニカルブレーキキャップ部を
交換する。
交換する。
サイドプレートを取り外すときは
矢印(黄)の『この三日月型のくぼみ』の所から始め
一ヶ所に力を入れずに
矢印(黄)のように色々な個所から
少しずつ力を入れて剥がしていこう。
少しずつ力を入れて剥がしていこう。
取れたら、青色を填め込むのだが
このまま、普通に填め込むだけでも
動かなく、しっかりとハマっている感じだ。
元々、ボンドを使用して止めているらしい。
なので、接着剤は取れなくなる恐れが
あるので止めましょうと書いてあった。
私の場合、
大丈夫そうなので何も付けずにそのまま
大丈夫そうなので何も付けずにそのまま
填め込んだだけにした。
続いて、メカニカルブレーキのキャップ
矢印(赤)の蓋を回すだけ。
外すと3ツの部品が出てくる。
矢印(黄)の突起凸の向きに注意。
黒いギヤも金具も
リール側に山が来るように戻そう。
又、ここにも部品があり取れるので注意。
後は、ハンドルを取り付け
青色のネジを〆るだけだ
*********************** 完成 ***********************
『 なかなか、いいんじゃない!!! 』
ジェラルミン使用
サファイアブルー 青の輝き
オリジナリティ溢れるカラー
オリジナルと改造版を並べる。
良い感じです。
いや~、カッコよくなりましたね!
返信削除パ-ツ購入してから3ヵ月越しの改造。
もうこの改造パ-ツはお蔵入りかと思ってました。
しかし今回のブログは偉く気合入ってますね。
写真も加工してあるし、文章が・・・。
もうリ-ルの写真送って頂かなくて結構なんで、
十分堪能しました。
ゲップ・・・。
もっと欲しいくせに。。。写真。
削除折角なので、A4判に印刷したものをプレゼントしますよ!