パヤオジギング②！

 

７月６日（日）　６:００ＡＭ　～　香港南・アバデーン　～

 

 

 

２００ｇのジグを一気に海底まで降下させ

しゃくりあげてくるが、著しく体力が消耗されていく。


 

『　このまま続けているとロングランに耐えられない・・』



その為、半分の重量である１００ｇで攻めることにした。

 

ものの３０分前後が経過したところで

 

早速、私の左隣からＨＩＴの声が

 

 

 

『　うおっ！なんだ！！！』

 

 

 

Ｏ氏のファーストヒット！！小さいが本命に盛り上がる。

 

 

上がってきたのは、キメジマグロ。

鉄ジグ（ピンクバック１００ｇ）

Ｏ氏はこのファイトの後に船酔いが猛烈に加速し倒れる。

 

その後、反対側の左舷よりカツオＨＩＴの声が！！

 

そして、又しても！！

 

 

 

『　マグロー！　』　



の声が後ろから聞こえる！！

今日のメインターゲットの一種が２匹も！！

心の高揚度が途轍もなく高まってしまうじゃないですか！！



『　次は私の番だ！！！』




しゃくりにも力が入る。

しかし、前回は右舷が大活躍だったのだが

今回は左からのＨＩＴ率が高くなっているな・・・・・

と思っていると、待望の右舷！右隣のＫ氏にＨＩＴ！！

ロッドが描くベンティングカーブ 

 

鉄ジグ（ピンクヘッド100ｇ）

スマ鰹

今度は右舷ミヨシのＮ田氏にＨＩＴし、

 

スマが左に右に暴れているのを

 

目を皿のようにして見ながらしゃくっていると

 

私にも待望の当たりが来た！！！

ジグをがっつり銜えたスマはＮ田氏の魚同様

右に左に勢いよく走る。

これは正に！！

『　ダブルＨＩＴ！！ 』

 

双方のスマが暴れに暴れて、ラインが絡まってしまったが

Ｎ氏のスマを先に上げて魚体に絡まったラインを解き

こちらも無事に上げることが出来た。

 

 

 

今日の初スマだ！と安心していたところ！！！！！

更に！！！！！

Ｎ田氏とＫ氏が立て続けに喰わせ

船中４人が仲良くスマをあげた。

どうやら、マグロの時合いが終わり、

カツオタイムに突撃したようだ。

 

４プルＨＩＴ！！！

（　４人一気持ち！！夏ガツオの枝垂桜満開！！　）

鉄ジグ１００ｇ（レッドヘッド）

 ギャフ打ちの為、血が・・・・・・

 個体サイズもなかなか良い。

美味そうだ。

 

 

更に釣果を伸ばすべく頑張っていると、

 

 

『　刺身出来ましたー！！』

 

 

『　ん・・・・・・？　』

 

 

知らない間に

 

Ｕ氏がマグロを捌いてくれていたみたいだ。

お言葉に甘えて、早速頂くことにした。

 

『　Ｕさん（下段ＵＲＬの料理屋さん）

 

自分の釣り時間を割いて

マグロを下ろしてくれて、ありがとうございます！　

 

　菖蒲亭：　http://www.hongkongnavi.com/food/638/　』

釣りたては、もちもちしていて美味だ。

数時間置くだけでも、全く異なったものになってしまう

鮮魚の身は、何と言っても釣りたてが最高なのだ。

『　さあ、マグロの刺身も贅沢喰いをしたし！

もう一踏ん張りするか！！　』

 

各自それぞれ自分の信じた釣りを展開する。

そういう中、一人だけＴＯＰを攻めている人がいた。

ポッパーで誘い出しをおこなっているみたいだ。。。

 

 

TOPに拘りを持つＮ氏（前回釣行時撮影）

 

 

 

 

私　『　無理だろうなー　』

 

私　『　可愛そうに、タイムロスが響きそうだな　』

 

Ｎ氏　『　喰ったー！！！』

 

私　『　えっえっっ！！？うっそー！？！？　』

 

上がってきたのは、マグロ！！！

海面の状況からは出てくる様子など

全くなかったのだが

 

アクションを加えたピンク色のポッピングベイトに

堪らずマグロが喰いついたのだ！

 

流石に一同驚きを隠せなかった。

 

（絞めて血抜きした後、凍り付けしたので縮んでます）

  

 

『　信じられん・・・・・　』

賺さず真似をして、

フローテングミノーを数十頭投げてみたが

駄目だった。。。

 

そんなに甘くないよな。。。

 

気を取り直して、鉄ジグをシャクル。 

 

と！！！

  

『　喰ったー！！！！！　』

 

 

猛烈な勢いで、ドラグが吐き出される。

  

 

デコッパチの雄の獰猛なシイラが

 

船から３０ｍ先の所でジャンプし

 

一気に船下方面に走り込まれた！！

 

（かなり似通ったイメージ）

 

 

暴れに暴れた海の雄ライオンは、

 

私の手に負える相手ではなかった・・・・・

  

『　致し方ない　』

 

 がファイトは相当楽しめたので

 

自分の中で良し’としよう。

 

その後の船中は、

 

単発でカツオが揚がっていたものの

 

ターゲットであるカンパチ・本ガツオ・スギ・マグロ（大）

 

が来なくマンネリした状況が続いていたのだが

 

ついに！！

 

引き抵抗が弱く走り感が伝わって来ない違う魚種が

 

私のジグに喰らいついた！！！

 

 

 

『　何だ？？？この引きの弱い魚は？？？　』

正体は・・・・！

 

 タチウオ

本日の魚種中 銀ピカ度、No.1 .

鉄ジグ（シルバー１００ｇ）

そして、

 

 

潮が止まり、本日の時合いが終わった。





『　終了！　』






終了時間とういうものが無ければ

ジギンガーの私は

 

何時まででもしゃくってしまっていたのだろう。

『　今日もやり切った・・・　』




その結果は
 

船中釣果 

スマ×15　：子カンパチ×３　：マグロ×４　：太刀魚×２

 

プライスレス

 

 

海のマッスル魚達を相手にしてきた手首は痛く

 

ロッドエンドを挟んでいた脇もダメージを受けている。

 

腕の筋肉が膨張し、血管が浮き出る程に

 

最後の最後までしゃくり続け

 

力を振り絞ってやり切った感は

 

相当な満足感で満たされ

 

先の終了の合図と共に、急激に全身の力が抜け

 

一気に心地の良い疲労感に包まれる。
 

 

 

 

 帰り道は

 

格別な夕焼けが目の前に広がり

 

今日という充実した日の思いに拍車を掛けてくれた。

 

 

 

 

～　やはり、ジギングは楽しい。　～



 　

心底、楽しめた釣行になったのは

言うまでも無い。






 

使用タックル ：

リール ： １３ステラＳＷ８０００・ＰＥ５号

                ０９ステラＳＷ５０００・ＰＥ３号

                リョウガＢＪ　ＰＥ２号

ライン ： リーダー４０～６０ポンド８０ポンド

ロッド  ： ソルティガ　コンフォートＪ

                シーラプチャー５１１ＭＬ

                バルレット７０ＭＨ

ルアー ： 優勝ジグ：

               タックルベリー鉄ジグ８０～２００ｇ

 

*　当海域で他のジグは要らないと言っても

過言ではありません。少し高いですが、

必ず結果を出してくれるのが鉄ジグです。

 

（何が原因なのかハッキリはわかりませんが、

 

鉄の比重によるフォールスピードと見せる長さ・

形状によるしゃくりあげ速度と飛行姿勢・細さ具合・

色・などの総体的な要因が考えられます。）

 

安いからと言って他のジグを沢山買ったのですが

 

ＨＩＴ率があまりにも違い過ぎる為、

 

私見たく安物買いの銭失いにならないように、

 

無駄にならないようにして欲しいのでお伝えしておきます。