6月28日(日)~7月1日(水)
~ 四川省綿阳市 → 広東省深セン市 ~
綿ヤン市まで来た。
取り敢えず
『 地方統括出入境管理局 』
日本語が書いてあるので、日本人も泊まる事があるのだろう。
ホテルの窓から前をみると
その
『 地方統括出入境管理局 』
が入っているビルが見える。
未だ時間があるから
街をぶらぶらしてみるか
ということで探索開始。
モダンなショッピングモールに
香港のデザート屋
ワトソン薬局
ピザハット
シュウタイフク宝飾店
パン屋
ハーゲンダッツ ・ 味千ラーメン ・ 衣料品から
ウォルマートスーパー・高級ブランド店まで
普段見ている景色とあまり変わり映えが無く
面白みに欠ける。。。
何処に行っても
同じ店と同じ景色で
正直、
私はこういう中国を期待していない。
アナログな中国の方が
アドレナリンが出たような気がする。
ふらふら歩きながら
タバコの吸い殻を脇の
植込みにポイっと捨てた時に注意された。
『 よーく見てみて。 』
私 『 ん?何を 』
『 街よ! 』
私 『 ん??何 』
『 この街は綺麗だと思わない?』
私 『あ!確かに!綺麗な気がする!』
『 この街は内陸部の都市で
初めてポイ捨ての監視員を置いて
昔からゴミのポイ捨てを厳しく
取り締まっている街なのよ!
あんた、汚すんじゃないわよ! 』
私 『 なるほど、この国にも
こういうような取り組をしている街もあるのか 』
ということで、
以後気をつける事にした。
この日は
早めに晩御飯を食べて
ショッピングモールの中の食事処
ホテルでゆっくり過ごすことにした。
次の朝
私は、いつも朝飯を取らないので
部屋でそのまま寝ていたところ
朝ご飯を食べに行き、戻ってきた奥さんが
『 書類OKだって、13:00の面接もOK 』
ということで
面接まで少し時間が空いたので
これに乗って
繁華街まで移動する事にした。
漕いでもらう事、10分。(8元)
なかなか、便利な乗り物だ。
到着したのは
小道に小さい店が並ぶ
『 小食街 』
昔からあるらしい。
昔、深センでこういう道端の
何か良く分からないものを食べて
腸炎になって入院した事を思い出したのだが。。。
春巻きみたいから大丈夫だろうと、摘まんでみた。
どちらかというと、美味しいとは言えない。
ウサギ肉屋
食べて見ようかと思ったのだが、止めておいた。
四川特産の果物。リンゴの味を薄くしたような感じ。
そして、一際賑わっているお店があったので
入ってみる。
レイテキテキ
何だ、これは!
ゆでた野菜と生野菜がてんこ盛りになり
一つ一つに楊枝が刺さっている。
野菜を取って、ごま油に付けて食べるという。
最後は、食べた楊枝の数を数えて
勘定する方法が採用されており
日本の回転寿司の皿を数えて勘定するのと同じだ。
目の前に広がる野菜に
取り敢えず片っ端から試してみる。
見た目、ボリューム感に圧倒されるのだが
味は、たいしたこと無い。
途中、油っこ過ぎて気持ち悪くなって退散。
そして、
一番驚いたのは
この
『 チュロス 』
好物で毎日の様に買っては食べていた時を思い出す。
こちらに来てからも
時々無性に食べたくなる時があったのだが
なかなか見当たらず、
食べる事が出来なかった。
『 こんな所に!』
ということで
久しぶりさも相まって大量買いして早速食す。
しかし
余りの量に食べている内に
又しても気持ちが悪くなってしまった。
『 胸焼けが凄い。。。戻しそう。。。 』
道端で休んでいると時間が来たので
又、これに乗って戻る。(6元)
到着。
多分、此処の周りの地域の半径7・80km前後
の村や町に家がある方なら
町村管轄の入境事務局と公安に行った後
問題なければ、
必ずこの統括事務局に来るはずだ。
( 多分なので、事前に確認してください。
一をですが理由は此処から三台県の
家まで7・80km前後なので)
政府機関のオフィスが多い。
12階に到着。昼飯だから空いてるのかと
思いきや、時々人が来るぐらいで
基本、この日は空いてた。
アポイントが有る旨を伝えると
『 あー、あなた達ね 』 というような感じで
肩に3ツ星の一本ラインをつけた一級警司、
少し厳しそうな女性が直ぐに対応してくれ
やはり、大都市部の出入境事務局は
3つ星マークを付けた警察官が
地方よりも遥かに多い。
そして
『 問題ないので、面接が始まる 』
旦那さんはあっちで座っていて下さい。
『 はい、分かりました 』
と後ろの待合椅子で座ること
30分位。。。
『 何だか色々聞かれてるみたいだ、
それにしても、結構長い。。。 』
1時間位で終わり
今度は
『 私の番になった 』
『 え!?僕もですか?? 』
聞かれた内容は
『 どうやって知り合ったか
コミュニケーションなど普段の生活の様子など 』
や
『 職業・業態・社員数・支店数・月収・住居や
家賃など金銭的なこと含む 』
や
『 奥さんの歳や兄弟など身内に関する質問 』
や
『 子供はいつ欲しいのか?などの
プライベート的な事 』
を色々聞かれた。
多分、同じような質問を嫁さんにもして
合致しているかどうか確認したかったのだろう。
しかし
質問されていることに対し
聞き取れ大凡の意味は分かるのだが
綺麗に返答出来る程の中国語レベルを
持ち合わせて無いので
やり取りしている内に、向こうが嫌になって
奥さんを呼んで横に座らせ訳して貰って
返答することになり、30分か40分位。
『 はい、これで以上です 』
となり
最後に誓約書にサインをしてくださいと
言われ
黄色い部分は、名前・年齢など。
中段の大枠の箇所は、
聴取した内容が纏められている。
書類を確認し、拇印を押印し
後は、2~3ヶ月間待って
申請受理の連絡が来たら
その書類を此処に取りに来る事になるらしい。
因みに、
中国人が香港のIDカード居住権を取ると
中国の戸籍を抜かなければならなくなるので
注意が必要だ。
これは、何で分かったかというと
最後の方になって、
隣で台湾パスポートを取得した四川人が
台湾から四川に戻ってきて
再度、中国に住む手続きをしている最中に
戸籍の話が出ていたのを
奥さんが効き耳を立てて聞いていたのだ。
どうやら
台湾に住む時に戸籍を抜いて
台湾パスポート・居住権を取得したのだが
何かの事由で戻ってきて
こちらに居住するので
中国居民カードを戻す手続きをしているとの事。
ということは中国に戻って来て生活する場合は
又、戻せばいいだけということになるのか?
でも
『 それは台湾の話だからねー 』
『 香港の場合はどうなるのか、聞いてみたら 』
という事で聞いてみると
『 香港居住権を取得したら戸籍はどうなるんですか? 』
『 戸籍は抜きます 』
ということで台湾と同じ回答になった。
『 戸籍抜くんだって!どうする!?』
『 ここまでやったんで、どうしょもないでしょ 』
『 確かに。。。 』
という事であんまり気にするのを止めた。
『 いや~取り敢えず全部終わった~。
特に難しい事はないし
そんなに複雑でもないね。』
もし、万一面談が出来なかったり
書類に不備があったりしたら
又、別の日にアポイント変更して貰って
日帰りか1泊で来ればいいや
ぐらいに考えていたのだが
3泊内で全てが綺麗に纏まった。
『 知り合いの香港人と中国人が結婚した時は
何だかんだで3回も来なければいけなかったらしい 』
『 じゃあ、予定通り
明日の飛行機で戻れるね! 』
次の日
ホテルをゆっくりとチェックアウトして
最寄りの駅まで
又、これに乗る。
ホテルから列車の駅まで15分前後で15元
この綿ヤン市から深センまでは
1日1便で午前便しかない為
面談がずれ込む事を想定し
この便はとらなかったのだ。
なので
今から向かうのは成都・双流空港発の
夕方便となる。
綿ヤン駅
駅前
昨日、ホテルの横のチケット売り場で買った切符
を出して、セキュリテ―チェックを受け構内に入る。
駅構内
新幹線が来るので
改札が開く
事故が起きて埋められた事件を思い出しながら乗車・・・
指定席なので、こんな感じだ。
ここから、大凡1時間半前後だっただろうか
うとうとしていると
無事に双流空港に到着していた。
『 着いた~ 』
昔の古びた空港とは全く様替わりしており
凄く綺麗で分かりやすい空港になっていた。
ホーム
案内板に従い進む
空港内も綺麗だ。
飛行機が遅れる事も無く
無事に飛び立ち
特に激しく揺れる事も無く
後は
申請が通るのかどうかの
連絡を待つしかない。
使用時間計:
13:00の面談開始 ~ 16:30位までの4時間前後
支払い金額:
書類を現場でコピーした時に発生した15人民元